シンオウ地方で綴る旧裏ブログ

ポケモンカード旧裏の研究

第3回パソコン通信杯レポート

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 2020年9月19日に開催された新殿堂レギュレーションのオンライン大会に参加したので、そのレポートを書きます。多少の記憶違いはご容赦ください。


使用デッキ ゲンガー&スーパーポケモン回収

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 今回は予選と本戦でデッキを変更できましたが、約1年間手を替え品を替え研究してきた通信進化ゲンガーで成果を出すため、同じものを使いました。


予選1回戦 

vsまくらぎさん わるいマタドガス&ハガネール

 ユニークなデッキを色々と創作している方です。個人的に気になっていたので当たってラッキーでした。こちらが先手でコダックロックから始めますが、草エネルギーが相手の手札にありドガース(イントロ)のどくガスで毒状態に。オーキドでトラッシュする前にスーパーポケモン回収を使ってコダックを回収し、超エネルギーをナツメのケーシィに貼り替えてエネループを撃ちます。このターンでロックによる勝ち筋を捨て、残りのスーパーポケモン回収の対象をゴーストに決定。返しで相手はドガースを展開し、わるいマタドガスに進化させみんなでばくはつ。こちらも負けじと別のアタッカーで反撃してわるいマタドガスを落とします。

 その後ぎゃくしめい、突風で超弱点を突いてドガースを狙い撃ちすると、ペースをつかめてきました。どうやら相手は博士に触れないようで、ドローの直後に「からい」と言っていました。「しょっぱい」の上位表現と推測されます。マチスの交渉という珍しいカードが飛び出したときは、サイド差で有利だったので即オーケー。終盤にハガネールも登場しましたが、無視して化石ゲンガーののろいとナイトヘッドで控えのピチューを倒して終了。サイドは6-2でした。


予選2回戦 

vsユミルテミルさん 超グドラベトンLO

 この方もマイナーなカードを使いこなし、数々の実績を残しています。試合は、再び先手になりコダックのずつうを宣言するも、相手もゴースでこわがらせる。盤面がしばらく膠着します。こちらがゴーストのポルターガイストでゴースをきぜつさせてから、ゲームが動き始めました。タッツーがいたことから、スーパーポケモン回収ではナツメのユンゲラーを使い回すことを決めます。

 相手は超弱点のベトベターを切ってオーキドを使用し、タッツーシードラに進化。こちらはミュウツーにエネルギーを貼っていきます。次のターンにはキングドラが出てりゅうのいでんしからだくりゅう。それ対してナツメのユンゲラーのライフダウンで応戦し、表を出します。このダメージはポケモンセンターで流され、今度はあわでまひを狙われます。幸い裏でベンチに逃げ延びました。

 たねポケモンを一旦バトル場に置き、みがわりになってもらってから、ポケモンぎゃくしめいでタッツーを呼び、ミュウツーのちょうねんりきできぜつさせます。相手のベンチにゴーストがいたので、あらかじめ自分の手札を4枚にして、ナツメの眼込みでもポルターガイストによるワンパンが起きないようにしていました。しかし相手はまさかのにせオーキド使用。これが切れ味の鋭い一手で、手札を増やされた後のポルターガイストによってミュウツーが100ダメージを受け、力尽きてしまいます。見越していたゲームプランが崩れて焦りました。

 それでも、また出てきたキングドラに2度目のライフダウンを試み、成功してきぜつさせ、相手の攻めをしのぎながらエクストラターンに持ち込みます。最後はゴーストのナイトメアで相手のアタッカーをこんらんさせ、攻撃を封じてサイド3-2の勝利となりました。スーパーポケモン回収は3回全て裏でしたが、ライフダウンが2連表で助かりました。


予選3回戦

 vsねねしさん タケキュウ1エネビート

 主に任天堂のゲームの実況動画を配信しているそうです。有名なので自分はもともと名前を知っていました。

 相手の場にヤミカラスとタケシのロコン、こちらの場にナツメのケーシィが出て試合開始。相手が先攻でヤミカラスのくろいまなざしを放ちナツメのケーシィが縛られます。さらに悪エネルギー×2のだましうちで倒され、後続のナツメのユンゲラーもライフダウンに2回失敗してきぜつ。ドローを繰り返しようやく抵抗力低下ジムを引き当ててから、ゴーストのポルターガイストヤミカラスを始末します。

 攻撃を受けた後、化石ゲンガーに進化させナイトヘッド。相手はお返しとばかりにタケシのキュウコンでわるいバクフーンに化け、炎エネルギーを3枚捨ててファイヤーラッシュ。80ダメージでゲンガーがワンパンされてしまいます。生き残ればスーパーポケモン回収で全快できたのですが、これは非常に痛い。諦めずライフダウンで反撃を試みて、2回失敗。わるいバクフーンのつめできりさく、スピアーのさんばいどくをはさんで再び化石ゲンガーを立てます。

 ここでスーパーポケモン回収の使用ミスがあり、手負いのままベンチに引っ込んでピチューのパチパチで自傷を受け、キングドラのほのおのわによる追撃でHPが0になり、サイド2-6で敗北。ミスがなくてもかなりの劣勢でした。ヤミカラスのだましうち、わるいバクフーンのファイヤーラッシュ、2回使われたポケモンセンターが辛かった。地味にミュウツーのサイド落ちも。


 これにて予選終了。決勝トーナメントに進めるのは12人中4人です。蓋を開けてみると、予選で3勝したねねしさん、2勝のユミルテミルさん、カカロットの息子さんに加えて、僕もまぎれこんでいました。


 インターバルを経て決勝トーナメント開始。主催のすどうっどさんが画面に4枚のカードを伏せて写し、前述の4人が順にめくるカードを指し示し、同名カードだった人同士でマッチングします。最初にねねしさんが選んだのはパソコン通信。次に僕がその隣のカードを選びました。表は......













パソコン通信!負けた相手とまた当たってしまいました。観戦者も交えて、決勝トーナメントが始まります。


本戦1回戦(準決勝)

vsねねしさん タケキュウ1エネビート

 大枠は予選と同じデッキのようです。今度はライフダウンを過信せず、スーパーポケモン回収でゴーストを再利用してばけるを解除するプランで臨みます。再度ねねしさんが先手。トゲピー(サザン)とナツメのケーシィが対峙し、いきなり悪エネルギーを貼っておおごえでなく。こんらんと20ダメージを喰らいます。こちらはにげるチャレンジに成功し壁役に入れ替えました。

 続いてタケシのキュウコンがわるいバクフーンに化け、つめできりさくを撃った後は、ドローを繰り返して2枚目の超エネルギーを引き、想定どおりゴーストのナイトメアで状態異常にして化けの皮を剥がします。ベンチに逃げられて別のポケモンが出てきますが、抵抗力低下ジムを設置し、化石ゲンガーを重ねて突風、のろい、ナイトヘッドトゲピーを除去。

 対して相手はもう一度わるいバクフーンに化けてファイヤーラッシュ。トラッシュするエネルギーは3枚。運命のコイントスは裏、表、裏。一命を取り留めたゲンガーはスーパーポケモン回収で手札に帰還します。美味しい。代わりに出したナツメのユンゲラーでライフダウンするもやはり失敗。ダメージを受けて引っ込み、ブビィを続投してモクモクで解除。

 逃げたタケシのキュウコンめがけてピチューのパチパチを2回当てますが、ポケモンセンターでリセット。さらにわるいポリゴン2のじくうへんかんで抵抗力低下ジムが割られ、突風で化石ゲンガーを引きずり出された上でヤミカラスのくろいまなざしを受けます。もうヤミカラスを駆除するのは難しいと判断し、のろいでタケシのキュウコンにダメカンを移動してパス。だましうちで控えを狩られた後、ぎゃくしめいを使用しタケシのロコンをバトル場に持ってきてミュウツーのちょうねんりき。相手はタケシのキュウコンキングドラにしてほのおのわで狙い撃ちしてきます。ここでエクストラターンに突入。こちらはちょうねんりきでターンエンド。相手も策を探すものの有効打はなかったようで、投了で勝つことができました。サイドは4-2でした。2戦目なので対抗手段を掴んでいたことと、ファイヤーラッシュをゲンガーが持ち堪えたのが大きかった気がします。


本戦2回戦(決勝)

vsユミルテミルさん   超グドラベトンLO 

 ここでも互いに同じデッキを続投。こちらが先手で場はブビィとゴース。相手はエイパムと化石タッツー。えんまくでまひにされると厄介ですが、超エネルギー入りなので、水エネルギーの枚数は少ないと予想して、トレーナーロックのプランを選択します。

 連続ナツメの眼からコダックを素引きしてベンチに出し、ウツギで得た超エネルギーを貼って賭けのずつう。運良く水エネルギーを引かれないターンが続きます。その隙にミュウツーにエネルギーを装填し、ゴースをゴーストに。抵抗力低下ジムも設置します。相手はタッツーシードラに進化。そして4ターン目に通信進化ゲンガーが登場します。やみのちからの判定では渾身の表を出し、シードラをバウンス。3枚目のエネルギーがついたミュウツーがちょうねんりきの40ダメージでエイパムをぴったりきぜつさせると、相手の場がカラになり勝利。サイドは1-0でした。勝戦なのに、5分ぐらいで終わってしまいました。このような勝ち方ができるのも、やみのちからならではの強みです。おかげでなんとか優勝。2位はユミルテミルさん、3位はねねしさん、4位はカカロットの息子さんでした。


 準決勝までは交換おじさんで山札に送り返すだけだった主役が、最後に活躍してくれて良かったと思います。他のデッキと相対していたら本来の戦い方ができたかもしれませんが、やみのちからが効かない相手にも、通信進化ゲンガーとシナジーのあるスーパーポケモン回収やナツメのユンゲラーを活用すれば渡り合えることを実感できたので、満足しています。

 あと、決勝トーナメントではカードGBのBGMが流れていましたが、全く知らない曲だったので調べてみようと思います。


END