デッキ紹介 「鋼かっこいいポリゴン」
第1回杉並旧裏オフに持ち込んだデッキの改良版の解説記事です。
・デッキレシピ
かっこいいポリゴン1
ハッサム1
ストライク4
わるいクロバット2
わるいゴルバット4
ズバット4
ウツギ博士4
クルミ4
マサキ2
新ポケモン図鑑2
礼儀作法2
ポケモン交換おじさん2
リサイクル2
夜の廃品回収2
エコロジム1
せまいジム1
ポケモンぎゃくしめい2
退化スプレーHYPER4
草エネルギー7
レインボーエネルギー1
鋼エネルギー4
対応レギュレーション 杉並殿堂2019
新殿堂では
リサイクル2、 草エネルギー1→ポケモンぎゃくしめい2、わるいクロバット1
・コンセプト
かっこいいポリゴンに鋼エネルギーを装備し、さらにかっこよくしてからテクスチャーマジックで相手のメインアタッカーの色に抵抗を持たせ、-50程の防壁を築き3D アタックで攻撃します。
高HPかつ逃げるコストの重いポケモンをバトル場に出されたら弱点変更が活きてきます。この効果はダメージソースでありながら鋼エネルギーのデメリットが適用されません。
・弱点を突くアタッカー
入れ替え先は少ないエネルギーで大きなダメージを与えられるポケモンを選びました。ストライクは気軽に逃げられるのでスラッシュダウン後にすぐかっこいいポリゴンを戻せます。一方、ハッサムはしばらくバトル場に居座ることになりますが、たとえHP120の相手でもみねうちできぜつさせる殺傷能力が売りです。有色であり弱点変更と組み合わせられるのがマチスのラッタとの差別化点と言えます。ただ、ダメージは切り捨てであり、相手のHPが奇数×10だと一撃で倒せません。
・狙撃手段
こっそりかみつくはHPを調整し、2倍ダメージのみねうちの致死圏内に入れるという仕事をします。とつぜんかみつくと合わせてみねうち後のとどめをさすことも可能です。
また、この3枚にはかっこいいポリゴンの防壁を崩す進化ポケモンが出る前に種ポケモンを除去する役目もあります。
・ダメージ源となるトレーナー
わるいクロバットの特殊能力を使い回すカードです。オーキドでトラッシュするのは極力避けたいところ。退化スプレーHYPERではハッサムを対象にして状態異常の回復、逃げるコストの軽減などもできます。
・ドローソース
オーキドウツギクルミは安定の枚数。マサキを多投すると退化スプレーHYPERや鋼エネルギーなどをオーキドで捨てるリスクが増大するため、2枚にとどめています。
残りのドローソース枠は以前ポケモンギアだったのですが、最近ツイッターで話題になっていた新ポケモン図鑑を試してみると、想像以上に使い勝手が良かったので採用に至りました。
新ポケモン図鑑はどんな種類のカードもトップに持ってこれる上に、マサキやクルミを使えばすぐにプレイすることもできます。さらに、5枚の中に欲しいカードがない場合もクルミ、礼儀作法、交換おじさんのいずれかでシャッフルすれば目当てのカードを引くのを早められるのです。
これらのメリットから特殊エネルギーを引く手段として有用であり、鋼エネルギーをいち早く揃えたいこのデッキに合っていると思っています。
・エネルギー
スラッシュダウンの制約取り消しやかっこいいポリゴンの弱点変更後の交代を考慮し、やや多めにしました。
・プレイング
序盤はストライクに草エネルギーを貼り、スラッシュダウンとこっそりかみつくで相手のポケモンをきぜつさせ、足を引っ張ります。次にかっこいいポリゴンにベンチで鋼エネルギー2枚、草エネルギー1枚を貼り、テクスチャーマジック宣言後鎮座します。鋼エネルギーを3枚以上貼ると3Dアタックの威力が0に近づきゲームが膠着するので注意が必要です。防壁が保たれている間にダメージを蓄積させることを念頭に置く必要があります。
そして、ときにはそれを解除しながら弱点変更とベンチ攻撃を駆使して積極的に攻めていきます。このデッキは基本的に火力が低いので、サイド取得につながらないこっそりかみつく、とつぜんかみつく、ポケモンぎゃくしめいの消費は大抵悪手です。
エネルギーなしのストライクをバトル場に置き、かっこいいポリゴンを武装していきます。それが終わってからテクスチャーマジックで水抵抗を宣言すれば、理想の盤面が完成してもまず突破されません。−50の壁を越えてくるカメックスやわるいカメックスは弱点を変えた後他のアタッカーで殴れば2ターンできぜつします。エネルギーを破壊するヌオーはストライクのスラッシュダウンで。
対エンテイファイヤー
対カメックスと同様かっこいいポリゴンに急いで鋼エネルギーを貼ります。錯乱ジムを序盤に出されると辛いものの、ドローソース使用の回数を稼いでコンボパーツを揃えていきます。鋼エネルギーを2枚引いてからは、テクスチャーマジックで炎抵抗を指定すると一気に有利になります。エンテイのぐれんのほのおもエネルギー2枚トラッシュで10ダメージは割に合いません。ダメージカウンターをたくさんのせていけば倒されてからも先にサイドを引ききれます。
対ネルトプス
カブトプスラインをストライクのスラッシュダウンで弱点を突いて倒していきます。ハガネールはテクスチャーマジックの鋼抵抗で受け、鋼弱点にしてハッサムのみねうちとかみつき特殊能力で処理します。
水単色、超入りなら鋼なしかっこいいポリゴンと鋼つきハッサムで戦います。
炎入りなら鋼テクスチャーマジックで炎抵抗にして炎タイプを殲滅してから、逃げて鋼エネルギーを減らし、テクスチャーマジックで今度は水抵抗に変えてキングドララインを叩きます。
対スライ
鋼多重ハッサムで戦います。テクスチャーマジックの雷抵抗は間に合いません。おとりとしてかっこいいポリゴンを出す手はあります。
対草タイプ
鋼多重ハッサムで戦います。草抵抗のかっこいいポリゴンも戦況次第で併用できると思います。
ひたすらストライクのスラッシュダウン。
・苦手なデッキ
リザバク、カツウィンなどの高火力デッキ
鋼テクスチャーマジックの耐久力で受け切れません。
ホウオウベトンなどの無色中打点以上のデッキ
テクスチャーマジックで無色抵抗にはできず、鋼ハッサムでも押し負けるので。
ひかるライチュウなどのエネエネ多色デッキ
鋼テクスチャーマジックはせいぜい2色までしか受けられません。
鋼エネルギーもテクスチャーマジックも意味をなしません。
エネルギーリムーブ、超エネルギーリムーブ入りのデッキ
鋼エネルギーを複数枚剥がされるのは痛い。
ベンチ攻撃手段が豊富なデッキ
バトル場の防壁が機能しません。
・最後に
かっこいいポリゴンと鋼エネルギーで遊ぶデッキとして時間をかけて考えてみました。この中のギミックの一部でも抽出して研究してもらえると幸いです。